日間賀島(ひまかじま)は三河湾(愛知県)にある離島。中部国際空港セントレアがある知多半島から船で渡ることができる。港にもよるが、近い師崎港からだと15分程度で着ける。
中心部は山のようになっておりほとんど住宅ばかりで、東岸や西岸に飲食店やお土産屋さんなどが集中している。
片方だけでも楽しめるが、どうせなら島全体を散策してほしい。日帰りでも十分に回れる。
駐在所もここでは観光名所の一つ。建物を背景に写真を撮っていく人を多数見かけた。
ふざけているように見えるかもしれないが、こういうことができるくらい治安に余裕があるようにも見える。
日間賀島と言えばタコが有名だが、他にもサメやフグなども穫れる。水産業と観光業で島の経済を賄っている。
「乙姫」は開店前から行列ができる人気店。店内は広く席数もそれなりにあるが、それでも混むほど。
タコ料理の他、フグ料理などメニューも豊富なので家族連れのお客様も結構いた。
島とは言っても中心部と港との高低差は結構ある。
海沿いにぐるっと回るだけならそれほどでもないが、中心部には神社や資料館などもある。
何より高台からの海の眺めは、港から見るものとは別格。
島の全景も見渡せるので時間と体力に余裕がある方は登ってみてはどうか。
Google Mapで調べると、名前が「ハイジのブランコ」になっている(笑)。
島内で見つけたコンビニらしきお店。島内にはセブンイレブンもローソンもファミリーマートも無い。
観光シーズンは自販機も売り切れになることが多いので、飲み物や食べ物などは島に渡る前に買い揃えておいた方が良い。
島内には信号が一つだけある。信号もここではフォトスポットの一つ。
島内を巡っていて気付いたことは時間を感じられるものがほとんどないということ。
街頭ディスプレイなどはもちろん、駅やバス停も無い。街頭時計もほとんど見かけなかった。
恐らく必要ないからだろう。
スマホや時計を鞄にしまい込んで歩いていると、本当に時間を忘れる。
普段はスマホやパソコンなど、時間が分かるものがたくさんあるし、
身に付けていなくても外にも溢れ返っているので、こうした体験ができたことが一番の収穫だった。
もし訪れることがあれば、時間を忘れて島の自然や景色を堪能してほしい。
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