疲労と充足感は反比例する

早朝にジムに行くと人が少なく、ほぼ貸し切りのような感じさえする。

出社前なのでぶっ倒れるまでやったりはしないのだが、
体が温まってくるとつい時間を忘れてのめりこんでしまう。
案の定、通勤時は軽い疲労と筋肉痛との戦いになるわけだ。

それだけ聞くと「やらなきゃいいじゃん!」と言われそうだが、
何もしなかった時より、軽い疲労感があった方が気持ち的には満足している。
恐らく、朝から一つのことをやり遂げたという達成感が、
次もおなじようにやり遂げられるという弾みになるのだろう。
それに体を動かしたことで寝起きの時よりも頭も働くようになっている。

こうした傍から見ると大変そうだが当事者にとっては充実していることはけっこうある。
スポーツ、特に格闘技なんかはいい例だと思う。

殴り合ったりして血も流しているのに、戦っている最中も
戦い終わった後も力を出し切ったという爽やかな表情をしている。
充実感や達成感は本人しか分からないし、本人だけが分かっていればいいこと。
外野がどうこういうことではないのである。

充実感や達成感のために夢中になれることがあるのはとてもいいこと。