【kabalogの旅log】安芸の宮島(広島県)のオススメ観光ルート

厳島神社で有名な宮島は、宮城県の松島や京都府の天橋立と並ぶ
日本三景の一つとして広島を代表する観光名所。
そのためGWのような観光シーズンには多くの人が来島するので、
予め行きたい場所とルートを決めておかないと中途半端に終わる可能性が高い。
特にコロナが落ち着いた今では観光シーズンではなくても
人気の観光地は繁忙期ほどではなくても混雑することが多い。

まずはじめに断っておくが、厳島神社だけが目的ならこの記事は不要。
フェリー乗り場から厳島神社までは写真を撮りながら歩いても10分ほどで着く。
神社内も撮影しながらでも30分もあれば十分に周れるので往復1時間程度。
何時に島に着こうがあまり関係ないし、ルートを考える必要もない。

ただ宮島といえば厳島神社が有名だが、それだけが宮島の観光場所ではない。
特にロープウェイまたは登山で行ける弥山の展望台からは瀬戸内海が一望でき、
天気が良ければかなり先の方まで見渡せて絶景だ。
それに宮島ならではの牡蠣や穴子料理なども絶品なので、
せっかくだからこれらも堪能してほしい。

そのためのオススメルートだが、まず9:00台には宮島に到着してほしい。
10:00を過ぎると一気に人が増え出すからだ。
そしてフェリーが到着したら最初に厳島神社に向かってほしい。
宮島に来島するほぼ全ての人の目的が厳島神社なので、
後回しにするほど混雑していくからだ。
10:00前ならそれほどの混雑はなく、写真を撮りながらゆっくりと周れる。
到着時刻にもよるが、9:00過ぎに島に着いていたら
この時点で10:00過ぎくらいだろう。
10:30〜11:00頃になったら昼食を取りたいお目当ての料理店に向かってほしい。
幅を持たせたのはお店によって開店時間が異なるから。
大体のお店の開店時間が11:00か11:30なので、
30分前に着ければそれほど待たずに入店できる。
少しでもずれると人気のお店なら1時間以上並ぶこともあるので、
開店前に並ぶことをオススメする。

昼食を食べたらそのまま宮島ロープウェイ紅葉谷駅に向かう。
厳島神社から徒歩5分程度の場所に無料の送迎バス停留所がある。
20分ごとに出ているがとても混むし、
1台で乗れる人数も限りがあるので出発時刻より早めに行った方が良い。
もし乗れなかったら歩いて行っても良い。
徒歩10分程度なので次のバスが来るまでに着けるだろう。
着いたらロープウェイに乗って弥山に行く。
ロープウェイも混雑しやすいのでチケットは予め買っておくこと。
フェリーの乗船券とセットになったチケットもあるのでオススメ!
現地でチケットを購入しようとすると
余計な行列に並ぶことになるので注意。

ロープウェイで登り切ったらあとは登山で展望台を目指すだけ。
普通に歩けば片道30分程度だが、勾配が激しいので
休みながら自分のペースで行ってほしい。
ちなみに展望台に着いてもレストランや売店は無いので、
ペットボトルや軽食などは事前に用意しておくこと。
宮島にコンビニは無いので、飲み物や軽い食べ物は
フェリーに乗る前に買っておいた方がコスパが良い。

帰りは降りるだけだが、帰りはバスを使わずに
歩いて戻ることをオススメする。
下りなので負担が少ないことと
道中の紅葉谷公園の景色も素晴らしいからだ。
春の時期でも緑の紅葉が生い茂っており、見事な景観だった。

お昼過ぎにロープウェイに乗れれば展望台で休憩をしたとしても
15:00過ぎには下山できていると思う。
季節にもよるがこの時間帯なら大抵は干潮時なので、
鳥居の近くまで歩いて行くことができる。
午前中の海に浮かんでいる大鳥居も雄大だが、
間近で見る大鳥居も圧巻なのでオススメ!

あとはそのまま帰りのフェリーに乗っても良いし、
まだ周っていない場所を散策したり、カフェでくつろぐなどして
夕方になったら夕食を食べて帰りのフェリーに乗るのも良い。

宮島は車やバイクでもない限り移動範囲は決して広くはないが、
見どころがとても多いことが特長。
これはあくまで一例に過ぎないので、
あなたなりの最適ルートを見つけてほしい。
この記事がその一助になればありがたい。